gccのバックエンドとしてllvmを使うには通常llvm-gccを使うが、DragonEggという選択肢もある。
llvm-gccはgccを独自に変更したプログラムだが、DragonEggはgccのpluginの仕組みを使うことで、素のgccから利用できるのが特徴(正確には、現状ではひとつだけgccにパッチが必要)。
個人的には、このプロジェクト自体より、このプロジェクトによる副産物のほうに興味がある。
それは以下の点。
・DragonEggがgccのpluginのヘビーユーザーになることで、gccのpluginの仕組みが枯れる
・gcc内部の機能の分離が進み、一部だけを置き換えることが容易になる。
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