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2012-06-06

将来のAndroidの開発環境はDartベースになると予想


#別SNSにも書いたが、こちらにも。

Androidの現在の開発環境はJavaだが、近い将来Dartに移行するのではないかと予想している。理由は以下の通り。

  1. webアプリとローカルアプリをシームレスに開発できる。
  2. パフォーマンスアップ。DartVMはV8並に速くなると予想される。
  3. Oracleとの訴訟問題。
■1. webアプリとネイティブアプリをシームレスに開発できる。

この点がDartベースにする一番のメリット。
IntentやActivity、XMLでのUIデザインなど、webアプリにはないローカルアプリの概念をどう統一していくかという問題はあるが、まずは言語を統一することで、どちらもシームレスに開発できるようになる第一歩となるだろう。

■2. パフォーマンスアップ

V8はネイティブコード並に速く動作すると言われている一方、DalvikVMは実行速度が遅いと言われている。DartVMはV8並に速くなると予想され、そのVMを使うことで、Androidアプリの実装速度が改善される。


■3. Oracleとの訴訟問題

JavaのAPIをめぐる訴訟の一審ではGoogleが勝利した。が、それは将来にわたってGoogleがJavaを使い続けることができるというわけではない。Oracleが今後Javaやそれにまつわるツール等のライセンスを変えてきて、Javaの最新機能がAndroidでは使えない、という可能性も考えられる。
自社開発の言語を採用することで、そのリスクを無くすことができる。

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