#別SNSにも書いたが、こちらにも。
Androidの現在の開発環境はJavaだが、近い将来Dartに移行するのではないかと予想している。理由は以下の通り。
- webアプリとローカルアプリをシームレスに開発できる。
- パフォーマンスアップ。DartVMはV8並に速くなると予想される。
- Oracleとの訴訟問題。
■1. webアプリとネイティブアプリをシームレスに開発できる。
この点がDartベースにする一番のメリット。
IntentやActivity、XMLでのUIデザインなど、webアプリにはないローカルアプリの概念をどう統一していくかという問題はあるが、まずは言語を統一することで、どちらもシームレスに開発できるようになる第一歩となるだろう。
■2. パフォーマンスアップ
V8はネイティブコード並に速く動作すると言われている一方、DalvikVMは実行速度が遅いと言われている。DartVMはV8並に速くなると予想され、そのVMを使うことで、Androidアプリの実装速度が改善される。
■3. Oracleとの訴訟問題
JavaのAPIをめぐる訴訟の一審ではGoogleが勝利した。が、それは将来にわたってGoogleがJavaを使い続けることができるというわけではない。Oracleが今後Javaやそれにまつわるツール等のライセンスを変えてきて、Javaの最新機能がAndroidでは使えない、という可能性も考えられる。
自社開発の言語を採用することで、そのリスクを無くすことができる。
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